超絶パズドラ攻略wiki

私的なパズドラの攻略日記

サンドイッチに葡萄の実

あれだけ頑なだったチェーンロックなんだけどさ、最近掛け忘れることも多いんだよ。

肌は感じたがってるのかも、季節の風とか匂いなんかを。

粉砕ゴミの日だった。ガスの切れたライターと割れちゃったグラスを捨てに降りた。

まん丸くて大きな月が木の枝の向こうに煌々と座っていてさ、ほんの数秒だけど息を止めたよ。

こんなにも変わらずに、何時までもずっとそのままで。思い出や記憶が褪せないのと同じかもって。

相変わらずなんだよね。足りなくなれば欲しがってばっかりでさ。

欲しがるから足りなくなってさ。何時も一緒だって思えれば何時も一緒に居られるのかって、

馬鹿げた夢を見る。

心の棘が抜け落ちていくような朝。何か起こるんじゃないかってほんのり期待してるのって・・

何だか楽しいね。

膝を抱えて身震いするように明日を待つのと、腰を上げて歯磨きするのと、選ぶのは自由だよ。

打ち付けるような雨がもう直ぐやって来て、抜けるような青空が身体中を突き刺す季節を越えて、

君は飛んで行くんだろうか?

俺も行けるかな?あの坂道を息が出来ない程のスピードで、駆け下りて行けるかな。

今度は一人で